メジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』からシングルカットされた、メジャーデビューシングル。ほとんどのX JAPANのコンサートで演奏された。1989年日本有線大賞最優秀新人賞受賞曲。また1992年のNHK紅白歌合戦でも演奏された。
静かなHIDEのアルペジオから激しいロック調へ曲調が変調する。TV放送の場合、このHIDEのギター前奏部分は、YOSHIKIのピアノに置き換えられたり、前奏その物がカットされて始まることもある。コンサートでは必ずこの変調直前でTOSHIが「クレナイダーッ!!」と叫ぶのが恒例であった。タイトルを叫ぶのは「紅」を演奏したての頃によく「べに」と間違われることがあったためだと言われる。この「クレナイダーッ!!」の叫びは1992年の紅白出場時にも行われている。復活ライブではイントロのアルペジオ部分をHIDEの映像で再現している。もちろん「クレナイダーッ!!」も健在であった。
インディーズ時代から度重なるリメイクを経て一時期はボツ曲扱いとなってしまうが、HIDEとTAIJIがリメイクし、現在のメロディーが出来上がった。インディーズ盤に収録されているものまでは「何かに追われるよう」に当たる部分のメロディーの最後を上げていたが、メジャー盤以降のアレンジでは現在の歌いまわしに変わっている。(但しライブでは、メジャー以降も音を上げて歌う事がある。) 「X JAPAN BEST 〜FAN'S SELECTION〜」では、1位に輝いた。
なお、シングル1曲目と2曲目の間、1分ほど当時のライブバージョンが収録されている。このライブバージョンはX Singlesにおいても収録されている。
また、YOSHIKIは復活後のトークライブで「TOSHIがこの曲をやると寄ってくる」と語っている。YOSHIKI曰く演奏中に意識が遠のく中で寄りかかったり水を掛けられたりするためにそのたびに我に返るらしい。そしてTOSHIがそういった風に自分をいじってくれるのが嬉しかったとのこと。
発売から20年近くになるが、高校野球の応援曲として定番であり、ブラスバンドが頻繁に演奏している。