Beverly(ビバリー、1994年6月20日 - )は、フィリピン出身の女性シンガー。身長153cm。2016年に日本に移住し、本格的に日本での活動をスタート。レーベルはavex trax。
人物と概要
小さい頃からラジオから流れる音楽に合わせて一緒に歌うことが大好きで、ホイットニー・ヒューストンやビヨンセの曲をよく歌っていたが、とても恥ずかしがり屋だったため、なかなか家族以外の人前では歌えなかったところ、母に背中を押され9歳からボイスレッスンに通い始める。
13歳になるとフィリピンの歌唱コンテストに母と一緒に出場するようになり、母が最前席で見守る中[6]、初めてコンテストで歌った楽曲はクリスティーナ・アギレラの「The Voice Within」だった。
14歳の時にボイスレッスンコーチからの提案で米歌手・ビヨンセの『Listen』を練習曲にしたことが、のちに、本人の最大の特徴であり代名詞となる「規格外」あるいは「異次元」などと称される、3Fから5Aの高音域にまで到達するという2オクターブ超のハイトーンボイス習得の契機となり、その後、高校時代に所属した「エンターテインメントクラブ」での部活動を通して、将来はプロ歌手になることを決意する。
19歳の時に初めてプロの歌唱コンテストに出場し、並み居るプロを相手にヴォーカリスト・パフォーマンス最優秀賞を受賞 、その際に歌ったWhitney Houstonの「one moment in time」は、自身にとって今でも特別な曲となった 。その後、アメリカやカタールなど国外の歌唱コンテストにも挑戦し続け、各国の音楽祭で数々の賞を獲得するに至り、フィリピンの有名作曲家兼音楽プロデューサーで、かつ、当時Beverlyのボイストレーナーでもあったベニー・サトルノが、日本のMISIAの育て親であり、AI、加藤ミリヤ、リリコ、華原朋美などを手がけた株式会社ユニバーソウル代表取締役社長で音楽プロデューサーの与田春生にデモ音源を渡しBeverlyを紹介、さらに与田を介しエイベックス株式会社代表取締役社長CEOで音楽プロデューサーの松浦勝人が、そのハイトーンボイスを高く評価し、即契約となり日本での活動を開始することとなる。
元々、日本のカルチャーに興味があり、日本に行くことは『人生のやりたいことリスト』の1つだった。子供の頃から日本のアニメもよく観ていて、『ドラえもん』『スラムダンク』『幽遊白書』『NARUTO』『ONE PIECE』『カードキャプターさくら』『FAIRY TAIL』などが好きだった。これらのアニメなどを通して日本の音楽にも興味を持ち、特に大黒摩季の歌う『スラムダンク』エンディング・テーマ曲『あなただけ見つめてる』が大好きでインターネットで歌詞を探して何度も歌っていた。
フィリピンで影響を受けたアーティストは、 ”ポップスタープリンセス”と呼ばれる国民的歌手の「サラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)」で、日本においては、尊敬するディーヴァとして宇多田ヒカルとMISIAなどを挙げ、MISIAの「Everything」カヴァーのスタジオレコーディング映像をYouTubeで公開もしている。なお、来日後に知ったSuperflyや、男性では清水翔太もよく聴いていて 、フィリピンではスローバラードが主体だったが、日本特有のUP BEATなPOPへの変化、対応は、自身にとって勉強になると同時に良いチャレンジになったと語る。
好きな食べ物は、エビ料理や、甘い物全般、苦手な食べ物は、お寿司や刺身などの生の魚や、オクラ、納豆、とろろなどネバネバしたもの。
夢は、日本の歌姫のアイコンになって 、NHK紅白歌合戦などの有名な音楽番組に出演し 、日本武道館など大きなホールを回る全国ツアーや東京ドームや京セラドームなどのドーム公演を実現し 、いつの日か母国フィリピンや世界の大舞台でワンマン公演をすること、そして永遠に歌うこと、人生が終わるときまで、歌手として生きていること。
座右の銘は、「Be Positive.(いつも前向きに。)」と「"Thank you."(ありがとうを伝えることを忘れない。)」。
24時間歌とともに生きる決意と愛を込めるという意味の「Just Lsten..! 」を自身のキャッチコピーとしている。
英語、タガログ語、日本語の3か国語を話す。