2012 年末より名古屋を中心に活動を開始。
双子のツインボーカル、シュールなベース、パワフルなドラムで構成された4人組オンナバンド。
双子のマナ・カナがドラムのユナと同じ高校の軽音部で出会う。
その後、マナ・カナは大学に、ユナは専門学校に進学。
大学の学部内でマナとベースのユウキが出会う。二人はすぐに意気投合する。
この出会いをきっかけに、マナ・カナはユナとユウキを誘いバンドを結成。
3枚のシングルを自主制作で発表後(全作完売)、2015年8月に5曲入りのEP『ほったらかシリーズ』を発表。
同時にミュージック・ダウンロードサイト『OTOTOY』にて無駄にハイレゾ音源もリリースしたところ同サイト内シングルチャートで突然1位を獲得してしまった。
さらに、ニューヨーク発の次世代型動画作成アプリ『Triller』を駆使したミュージックビデオ『ぎゃらんぶー』がTrillerから”世界初のTriller公認ミュージックビデオ”に認定されてしまった。
そして、2015年11月には新木場スタジオコーストにて開催された『Ki/oon Music Presents / SLASH /』にも出演し、KANA-BOON, BLUE ENCOUNT, シナリオアート、DJみそしるとMCごはんなど著名アーティストとの共演も果たしてしまった。
そんなウソのような怒涛の1年を経て、2016年もCHAIは不安全運転中。
東名阪で開催されたサーキットイベントへの出演をはじめ(下北沢SOUND CRUISING、SAKAE SP-RING、MISOJI CALLING)、年内全国あちこちから引っ張りだこ状態で新しい音源制作の時間も取れないほどに忙しい状態が続いており、金欠も続いておる。
そして先の8月24日に、本当の意味でほったらかされていた『ほったらかシリーズ』EPが遂に全世界同時リリースされ、いよいよ世界3位とグラミー賞への扉を”形式上”は開いた。
さらに、『ほったらかシリーズ』に収録されている完全無欠のおバカソング『ぎゃらんぶー』のライブ中、前代未聞の『ぶーイングタイム』が起こるなど、『やりたい放題とはCHAIの事を指している』と言っても言い過ぎではない現象を行く先々で起こしている。
また、いよいよ日本にも上陸した世界最大のストリーミングサービス『Spotify』のUKチャートTOP50に『ぎゃらんぶー』がランクイン(※10月10日現在最高位36位)してしまい、世界中の注目を徐々にあつめてしまっておる。
さらにさらに、先に行われた『グランプリ、いきなり米国フェス出演オーディション』にも優勝してしまい、来年3月にアメリカで開催される世界最大のショーケース『SxSW2017』への出演と、全米ツアーも決まってしまった。
そして、ずーーーーっと全国のレコード店をほったらかし続けた『ほったらかシリーズ』が、満を持して来たる12月7日にCDとして全国発売されることも決定。
いちいちやることなすこと順番が違い過ぎてるのだか、ようやく普通のアーティストっぽいことをしてる雰囲気だけは、帳尻合わせ感満載ながらも一応整えられたことになる。
活動履歴が示す通り、日本人アーティストの常識を覆し続けているCHAI。
日本人バンド初となるグラミー賞主要部門獲得と、それとは全く矛盾しておる無敵の世界3位になることを公言してはばからないCHAI。
次は一体どんな『びっくり』を提供してくれるのだろうか。