1940年竹保流尺八宗家三男として大阪に生まれる。
開祖竹翁(実父)に師事すると共に、20代半ばより、古典本曲を明暗第三十八世看首・小泉了庵氏に師事、師・73歳の折に入門許可を得、足掛け8年間、週2日、京都烏丸のご自宅に通い京都明暗対山派全曲を伝授さる。
了庵氏没後、第四十世看首・芳村普庵氏に師事。
錦風流(根笹派)十曲及び布袋軒、松巌軒、一朝軒を神如道派の森安如涛氏に師事。
他に影浦如安氏や相良保之氏に師事。
又、竹保流に縁の深い真法流の伝承を開祖竹翁に受けると共に、現在の伝承者である相良保之師にも師事する等、古典本曲への造詣の深さは、その奏法の確かさと虚飾を一切よせつけない真摯な音色と共に定評がある。
一方、現代音楽においてみせる迫力ある重低音とダイナミックな技法は古典本曲と正反対のようでありながら、両者がよりよく作用しあって他の追随を許さない<松道 の世界>をつくりあげている。
1984年竹保流三代目宗家継承
現在
竹保流尺八宗家
明暗虚竹禅師奉讃会総本部常任理事長
虚無僧研会本部顧問
大阪三曲協会理事
八尾三曲協会相談役
他