小档案
村上てつや (1971年4月24日-)
黒沢薫 (1971年4月3日-)
酒井雄二 (1972年10月5日-)
北山陽一 (1974年2月24日-)
安岡優 (1974年8月5日-)
大事件
1989年に國學院大學久我山高等学校で同じクラスだった村上てつやと黒沢薫が、他の同級生と共にコーラスグループを結成し高校の文化祭(久我山祭)で披露し、好評を博す。
1991年、村上が早稲田大学に入学し、アカペラサークル“Street Corner Symphony”の門を叩く。そして、当時國學院大學に通っていた黒沢を同サークルに誘い、村上、黒沢と他4名で初代ゴスペラーズが結成される。(初代は6人)
初代リーダー脱退後、インディーズとして当時のメンバーで録音された『Down To Street』を発売。これが唯一2代目ゴスペラーズの音源となった。
1994年、メジャーデビューを前にメンバーチェンジが行われた。その時に加入したのがサークルの後輩酒井雄二、北山陽一、安岡優の3名。この年の暮れに新生The Gospellersとして『Promise』でメジャーデビュー。因みにこの頃は全員学生だった。
1996年短期間だが「笑っていいとも!」の1コーナーにレギュラーで出演。
1998年5月11日から約1年半「ニュースステーション」のオープニングテーマも担当し同年、同番組にゲスト出演。
2000年にリリースしたバラード『永遠に』が43週間に渡りロングヒットとなり人気に火がつく。
翌年、『ひとり』が国内オリコンでアカペラでは初のトップ3にランクインし大ヒット。のちに起こるアカペラブームの火付け役となった。
同年、バラードベストアルバム『Love Notes』が43週間のロングヒットとなり、オリコン1位、初のミリオンセラーを記録。同作品で第16回日本ゴールドディスク大賞、第43回日本レコード大賞のベストアルバム賞などを獲得。以降も『星屑の街』『ミモザ』などヒットを放つ。
2001年から紅白歌合戦に6年連続出場。2006年の紅白では童謡の「ふるさと」を歌った。
2005年、ベストアルバムの『G10』が第19回日本ゴールドディスク大賞を受賞。
2006年、ゴスペラーズ、ゴスペラッツ、Skoop On Somebodyがホスト役となり『Soul Power Tokyo summit』/『Soul Power Naniwa summit』と称したイベントを東京と大阪で行い、大成功を収める。
2007年年度の第74回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部の課題曲を、松下耕と共同で作詩作曲する(『言葉にすれば』作詩安岡優 作曲安岡優 松下耕)。これはこのコンクールが始まって以来の共同制作という課題曲で、合唱指揮者として活躍している松下耕とのベスト作品で、コンクール終了後も高校生から大人まで幅広く歌われている。また、早稲田大学創立125周年記念学生歌として『早稲田の詩』を作詩作曲した。
2007年には宝塚歌劇団雪組の水夏希、彩吹真央、音月桂、彩那音、凰稀かなめの5人で結成されたAQUA5の楽曲提供(作詩:安岡優、作曲:酒井雄二)を果たしており、その曲である『TIME TO LOVE』は、IAAF世界陸上2007大阪開会式で披露された。
宝塚歌劇団とのコラボレーションによってなされたAQUA5のメンバー5人の所属する雪組公演のショー・ファンタジー『ミロワール-鏡のエンドレス・ドリームズ-』でも、オリジナルの曲『AQUAの地球(ほし)』を提供(作詩:安岡優、作曲:北山陽一)している。(現在2008年1月1日~2月4日:宝塚大劇場、同年2月16日~3月30日:東京宝塚劇場までの公演予定)