小档案
河村 隆一(かわむら りゅういち、1970年5月20日 - )は、神奈川県大和市出身のミュージシャン・歌手・俳優・音楽プロデューサー・小説家・レーサー。神奈川県立栗原高等学校を経て、日本工業大学付属東京工業高等学校中退。血液型はO型。
ミュージシャン・歌手・俳優・小説家としては河村隆一、音楽プロデューサーとしてはЯK(アール・ケー)、終幕(解散)したLUNA SEAおよび現在活動中のTourbillonではRYUICHIと、異なる名義で活動する。
小简介
1990年代を代表するビジュアル系ロックバンド、LUNA SEAのヴォーカリストとして世に知られる。インディーズ時代は床に届くほどのロングヘアーを誇り、ライブでは第六のメンバーとしてファンを「SLAVE(奴隷)」と呼ぶなど、アンダーグラウンドなイメージを漂わせていた。
1997年のバンド活動休止に伴い本名でのソロ活動を開始。礼儀正しい振る舞いとナルシスティックなキャラクター、またバラエティー(主にとんねるず司会番組)やドラマでの活躍によりお茶の間の人気者になる。ソロでの大躍進の裏でバンド復帰をいぶかしむ声もあったが、12月にLUNA SEAとしての活動を再開。2000年12月の「終幕」まで、「より頼もしくなったバンドのフロントマン(LUNA SEAのベーシストJ談)」として活動する。
2005年、元LUNA SEAのINORANやH・HAYAMAとTourbillonを結成し、7月2日の日本武道館公演(Un Tourbillon)より活動を開始した。
多趣味として知られる。
サーフィンをしていた。そのためソロデビュー時は波に関する歌詞や編曲も見られたが、現在は「サーファー耳」という病気(冷たい水が耳の中に入ってくるのを防ごうと軟骨が肥大化し耳の穴をふさいでしまう病気)が進行し、これ以上続けると聞こえなくなる可能性があるため現在は控えている。手術による治療も可能だが、音楽活動を制限されてしまうため現在は治療する気はないという。
趣味でボクシングもやっており、自身のDVDでもシャドーする動画が見られる。元WBC世界スーパーフライ級王者の徳山昌守の防衛戦では、君が代も熱唱した。ちなみに、隆一の好きなボクサーはメキシコの英雄であるリカルド・ロペスである。(evergreen〜あなたの忘れ物届けたくて〜のツアーパンフレットより)
フェラーリ288GTOを所有するなど自動車マニアとしても知られ、自身のレースチームも持つ。土屋圭市と親交があるほか清水草一とトークショーを開くなど、業界人との交流も深い。また国内A級ライセンス取得を目指しており、サーキットを走行するほか公式レースにも参戦している。ドリフトにも注目しており、フェラーリでドリフトする為に練習用に購入したスカイラインを左ハンドルに改造するなどしており、実績も2005年7月には愛車のS14シルビアでドリフトイベントに参戦。タレントでありレーシングドライバーでもあるヒロミと対戦し、勝利した。尚、2000年にHEY!HEY!HEY!にLUNA SEAとして出場した際、自家用車はフェラーリ2台、ベンツ2台(Cクラスとゲレンデヴァーゲン)、フィアットを所持していると語っていた。
関連して2007年のF1日本GPでは君が代独唱を担当した
ゴルフは自身が影響を受けたと公言する「西城秀樹」から教えてもらった。プロアマチャリティーゴルフなどに出場している。
2006年1月23日、2002年ミス日本グランプリの佐野公美と結婚したことがスポーツ報知により明らかになった。
2009年6月18日午後3時6分に第1子となる男児(3298グラム)が誕生
2009年7月29日にエイベックス移籍を発表する。
大事件
1997年に発売された4枚のシングルは全てヒットを記録(特に2枚目のシングルである「Glass」は自身初となるミリオンセラーを達成した)し、2枚目のアルバムである『Love』は男性ソロアーティストのアルバム売り上げ歴代1位を記録した(発売から10年以上が経つ現在もこの記録は破られていない)。
デビュー1年目にして紅白歌合戦に出場するなどLUNA SEAを知らない年齢層にも広く認知されることになった。また、他アーティストへの楽曲提供も積極的に行い、1998年の長者番付歌手部門第1位に輝いた。
LUNA SEA終幕後も積極的にソロ活動を展開し、2001年には2度目の紅白歌合戦出場を果たした。
2002年にテレビ朝日系列「九龍で会いましょう」で女優の石田ゆり子と競演。上三条秀太郎役を熱演した。
自らプロデュースしたアーティストへ楽曲提供したものを、よく自身のアルバムでカバーしている。ライブで定番となった「深愛〜only one」や「小さな星」、「好き」、「浪漫」、「きらら」、「in the sky」、「my first love」、「Christmas」、「涙色」、「きよしこの夜」、「古の炎」などは、Say a Little Prayer、工藤静香、上原多香子、猿岩石、酒井法子、氷川きよし、ケリー・チャンらに楽曲提供した曲である。
2006年にリリースした自身初のカバーアルバム『evergreen〜あなたの忘れ物届けたくて』では、1970〜1980年代に流行った曲をアレンジして歌っている。また、LUNA SEA時代にリリースした「I for You」もカバーしている。
2006年末には自身初のディナーショーも行った。
2007年10月31日に「Once Again」をリリース。この曲は、隆一自身、2003年のツアーからライブで既に披露している楽曲である。
2007年12月5日、2枚目のカバーアルバムとなる『evergreen anniversary edition』をリリース。このアルバムではファンクラブのリクエストやスポーツニッポンのリクエストを参考に楽曲がチョイスされている他、自身のこれまでのシングルをセルフカバーし、ライブDVDまでついた3枚組としてリリースされる。