伊藤 銀次(いとう ぎんじ、本名:伊藤 一利(いとう かずとし) 1950年12月24日 - )は、日本のミュージシャン、シンガーソングライター・編曲家・音楽プロデューサー・ギタリスト。
大阪府出身。大阪教育大学附属高等学校池田校舎卒業。大阪歯科大学歯学部中退。バンド『ごまのはえ』としてプロ活動開始。その後『ココナツ・バンク』と名乗っていた。唯一のスタジオアルバムは布谷文夫のバックバンドとして参加した「悲しき夏バテ」である。大瀧詠一のプロデュースで本格的にデビューする予定であったが、実現する前に解散してしまう(大滝歌唱によるいくつかのCMソングではバックを務めていた)。
大瀧は、「彼らがデビューしていたらナイアガラ・レーベル第一号アーティストであった」と言っている。1976年に大瀧詠一、山下達郎と『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』を発表。デビュー当時の佐野元春のプロデュースを担当。
その後も歌手、ギタリスト、作曲家、音楽プロデューサーとして多彩な音楽活動を続けており、『笑っていいとも!』『笑っていいとも!特大号』(両番組ともフジテレビ系列)のテーマソング『ウキウキWatching』も彼の作品である。
また、1989年2月 - 1990年3月にはイカ天で審査員もつとめた。
2007年にデビュー30周年を迎えた。2009年にはギター1本の弾き語りツアー「I STAND ALONE」を全国35カ所で展開した。