小档案
鈴木 千尋(すずき ちひろ、1977年2月17日 - )は、日本の男性声優。山形県出身。血液型はA型。身長165cm、体重50kg。フリー。
小简介
愛称は「ちーちゃん」。高校時代からの愛称で声優仲間やファンからもこう呼ばれることが多い。また斎藤千和や寺田はるひなどからは「ちーくん」、安元洋貴・渡辺明乃など後輩や年下の声優からは「ちーさん」、新人時代から親交のある榎本温子・杉本ゆうからは「ちぃ」と呼ばれている。自分自身は、ウルトラマンのザラブ星人の声の青野武に憧れた。
母親がアマチュアで演劇活動をしていたことから、幼い頃より舞台に親しんだという。高校卒業後、代々木アニメーション学院仙台校で1年、東京の日本ナレーション演技研究所で2年学び、その後アイムエンタープライズに所属する。父親が銀行員であり、親類も公務員が多かったために、声優という不安定な職業に就くことを反対されていた。専門学校時代の1年間は父親とほとんど口を利かなかったが、養成所の入所試験に合格し上京を許される。
1998年、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督の次回作ということで話題になったテレビアニメ『彼氏彼女の事情』の主人公・有馬総一郎という大役を得て、声優デビューする。以降、似たような優等生タイプのキャラクターを演じることが比較的多かったが、2004年のテレビアニメ『砂ぼうず』でこれまでとは全く異なる下品な主人公・水野灌太役を演じた。
2000年、声優の鳥海浩輔、サエキトモと共に『デ・ジ・キャラット』から派生した声優ユニット「P・K・O」を結成。CDの発売やライブ活動などを行っていたが、後にサエキが病気療養で休業となったため現在は休止中。
2003年4月1日、所属事務所をアーツビジョンへ移籍。
2005年、『テイルズ オブ ジ アビス』において、主人公・ルークとその敵となる六神将・アッシュの一人二役を演じた。アフレコの時も同時に演じていた(エピローグでもまた違った声色を披露している)。
2006年から2007年にかけて放映された『轟轟戦隊ボウケンジャー』のレイで特撮初出演。その後も、戦隊シリーズの悪役声優として度々出演している。