アップテンポなダンスミュージックから郷愁的な民族音楽調まで、
幅広い引き出しによる多彩な音楽性が持ち味のVOCALOIDクリエイター
新潟県出身。90年代後半のRPGやリズム・アクション・ゲームなどのゲームミュージックに影響を受けて高校生より音楽活動をはじめる。以降、インターネット上での楽曲発表を中心に活動を続けながら、動画サイトの発展とボーカロイドの登場に伴い2008年よりVOCALOID楽曲の制作を開始。
ドラムンベースからダブステップ、2ステップといったダンスミュージックベースのサウンドが持ち味ながら、時には民族音楽調の楽曲も手がけるなど幅広い音楽性を持ち合わせ、作品の世界観にあわせて巧みに組み合わせるVOCALOIDクリエイター。
2009年に発表したオリジナル曲「計画都市」や、続く2010年に発表した「可能世界のロンド」といった自身の代表的な楽曲が高い評判を呼び、一流のコンポーザーとしてその地位を確かなものにした。
特に、「可能世界のロンド」は後に著名な動画クリエイター”まさたかP”によるMMD PVも制作され、その音楽性の高さと動画の完成度から海外でも高い評価を得ている。
2010年にそれまでの活動を総括した初めての自主制作アルバム『黄昏ホリック』をリリース。2011年には「ファンタジー」をコンセプトに作り上げられたコンセプト・アルバム『バイバイ、ブラックワールド』を自主制作にてリリースし、2012年には3枚目となるアルバム『青の研究』を発表。
現在は自身のアーティスト活動のほか、他アーティストとのコラボレーション、楽曲提供やリミックスをはじめ、セガ社のPSPゲーム「セブンスドラゴン2020」にて古代祐三氏のBGMアレンジに参加するなど、多岐にわたって精力的に活動中。