1976年11月に結成されて以来アマチュアのフュージョンバンドとして活動してきたTHE SQUAREのファーストアルバムであり、プロのフュージョングループとしての一歩を踏み出した作品であるといえる。とりわけ『A FEEL DEEP INSIDE』は1曲目に収録されており、『LUCKY SUMMER LADY』はタイトル曲ということから、この2曲はスクェアのアーティストとしての原点といえる楽曲である。また5曲目に収録されている『愛は夢の中に』はカーペンターズのヒット曲のカヴァーである。
このころのフュージョンはジャズの一形態とみなされており、スクェアのこのアルバムにおいても『FUTURE FLY』や前述の『愛は夢の中に』はかなりジャズ色の強いアレンジがなされている。