ガウディの憂鬱
近づいてくる波の音。遠い異国の雑踏。男と女が愛について語る、その声。
スティールパンとフェンダーローズ、リズムボックスに枯れたギター
トランペットが古い記憶を運んでくるとき。
時間がとろけて甘い液体になって、溢れる。
夏の陽射しを逃れ、つかのまのメロウなランデブーへ。
ホテルニュートーキョーへ、ようこそ。
曽我部恵一
トーキョーの名前は伊達じゃない。実に東京の匂いのする「クールネスト・コンボ」の誕生だ。
ジャズマナーをわきまえ、最先端の音像を示してくれる
つまり彼等のデビューに際し一役関れたことが嬉しいのです。
須永辰緒