山下和仁、15年ぶりの再録音となるバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの全曲。彼のバッハの無伴奏作品の録音は、1980年に録音した「プレイズ・バッハ」(~有名なシャコンヌを含むヴァイオリン・パルティータ第2番とチェロ組曲第6番を収録)で開始され、そのアルバムは、バッハ演奏に新風を吹き込んだということで、大きな話題と高い評価を獲得します。
その後、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲(1989年)、無伴奏チェロ組曲全曲(1990年)、無伴奏フルート・パルティータ&リュート組曲(1991年)と立て続けに無伴奏作品の録音を行う偉業を達成し、音楽家としてのゆるぎない地位を確立。