巨匠セルジュ・チェリビダッケ生誕100年記念。
ルーマニア出身の巨匠指揮者セルジュ・チェリビダッケ(1912~1996)の生誕100年を記念し、彼が最も得意としたブルックナーの交響曲を収めたSA-CDハイブリッドによるボックス・セットです。
収録作品は、1989年~1991年にかけて収録された交響曲第4番、第6番、第7番、第8番の4曲。この時期はまさにチェリビダッケとミュンヘン・フィルが最も密度の濃い演奏をおこなっていた文字通りの絶頂期にあたり、特に第7番と第8番は、1990年10月の日本公演中サントリーホールでライヴ収録された伝説的な演奏として知られています。第6番は地元ミュンヘンでの定期演奏会でのライヴですが、チェリビダッケがこの交響曲を演奏したのはこの時だけでした。第4番「ロマンティック」は、1989年2月のウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴで、チェリビダッケの生前からその存在は知られながら未発表だった幻の録音です。
ソニー・クラシカル所蔵のオリジナル・マスターからの初のDSDマスタリングによるSA-CDハイブリッド化。マスタリングはベルリンのb-sharpスタジオで行われています。
■収録予定曲
ブルックナー
[DISC1+2]
1. 交響曲第4番変ホ長調WAB104「ロマンティック」 世界初発売
[DISC3]
2.交響曲第6番イ長調WAB106
[DISC4]
3.交響曲第7番ホ長調WAB107
[DISC5+6]
4.交響曲第8番ハ短調WAB108
[演奏]
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:セルジュ・チェリビダッケ
[録音]
第4番:1989年2月5日&6日、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーデ ィング
第6番:1991年11月26日~30日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライ ヴ・レコーディング
第7番:1990年10月18日、東京、サントリーホールでのライヴ・レコーディング
第8番:1990年10月20日、東京、サントリーホールでのライヴ・レコーディング