(不足10人评分)

4人收藏

1条评论

共11首歌曲

在网易云音乐打开

艺人
Leyona
语种
日语
厂牌
Epic Records
发行时间
2002年01月23日
专辑类别
录音室专辑

专辑介绍

CMで気になる歌が流れていて、テレビを観ながら誰だろうと思っていたら、この人だった。曲は、「travellin' man」。例の「風をあつめて」のカヴァーもそうだったが、仲井戸麗市やKYONやG・ラヴなんかと一緒にやっていたり、趣味のいい人がでてきたなあと思っていたから、その「travellin' man」やこの新作を聴いて、隋分と逞しさが加わったのに驚いた。普段のこの人の生活ぶりとか、食事ぶりとか、身のこなしとか、そういう日常の諸々が、漠然とだがひとつひとつ歌の肉となり、血となっているような、そういう自然な肉感が歌にあるのだ。

ブルースからソウル、米国南部のルーツ・ミュージック系等々が、いかにも現代風ボーダーレス感覚で収まっていて、しかも、それらをこぢんまりとまとめないで、頭の中に浮かんだイメージを、真っ白なキャンバスに大きく、強く、ポーン、ポーンと放り投げた感じもいい。そして、腰のしっかりした筆と力強い弾力のある筆運びで、それらの塊をもとにいまという時代の絵を描いていった。そこには、懐かしい風景もあれば、目新しい色遣いがあったりもして、驚いたり、嬉しくなったりしながら、ここ数日、ぼくはその絵を毎日眺めている。すると、観るたびにこころの窓に風が吹き込んでくるような感覚に酔わされるのだ。しかもその風は、雨の日は湿り気を含んでちょっと重く感じたり、晴れた午後には爽やかで、ほどよい軽やかさがあって、ときには熱気をともなって吹き込んできたりといったように、聴く日によって、こちらの体調や感情によって違った表情で聴こえてきて楽しい。本来、歌は生きものであるはずだからこれは当然で、この人の歌が生きているということだろう。それにしても、ニューオーリンズ風味の「FREE YOUR SOUL」から「風をあつめて」にさしかかるたびに、ぼくのような古い人間は“時代が変わった”とため息がでる。むろん、素敵な意味でだが。 (天辰保文) --- 2002年02月号


最新简评(共1条)