感情をも逸脱する切な系ポストロック!Sigur Rosにも通じる究極の美旋律と、Envyとも共鳴する快楽的轟音ギターを融合させる、東京発!世界行きの新星“OVUM”! toe以降、日本のポストロック・シーンをネクストレベルへ引き上げるBANDがついにその作品を披露する!
2006年3月、理想のバンドサウンドを模索し、最後の1ピースを探し続けていたChiba、Onoyama、Tokudaの3人がJinnouchi出会い、現在のラインナップで活動をスタートさせたOvum。本格始動間もない頃から都内のライブハウスを中心に精力的な活動を続け、次第にeksperimentoj、euphoria、Fort Wayne、cryv、henrytennis、oaqkといった人気バンド達とも共演を果たすようになっていたった彼等は、2007年5月リリースのセルフリリースEP「Under The Lost Sky」で、一気にインストゥルメンタル・ロックシーンの最前線へ。同年7月にはUKが世界に誇るポストロック・バンド、Yndi Haldaのオープニング・アクトを務め、志を共にするバンド達との共同企画「CLOSER」では、300人以上の動因を記録する程の躍進を遂げた。そして2008年4月、1stフル・アルバム「microcosmos」のリリースと共に、彼等の名は世界のインストゥルメンタル・シーンへと轟いていくだろう。様々なジャンルの技巧派ドラマーからの影響を消化したTokudaの正確無比なドラミングと、独特のグルーヴを聴かせるOnoyamaのベースラインから成るリズム隊に、病的なまでにメロディー&ハーモニーを追求した、ChibaとJinnouchi のWギターが縦横無尽に駆け巡るサウンドは、即興や奇抜なアイディアで勝負するバンドが乱立する現在のインストゥルメンタル・ロックシーンにおいて、眩いばかりの輝きを放っているのだから。そう、彼等は新たなジャンル生み出そうとするのではなく、あくまでも作曲によって成り立つアンサンブルで、僕等が今まで経験したことのない、全く新しい感動を与えてくれるのだ。