和之前的专辑比较,旋律很贴合封面和名字,更加的氛围飘渺。也如Akira Kosemura的初衷一般,描述着犹如宝丽来一般电影的静谧氤氲感。阳光偶尔穿过丛林照进遗世的小木屋,有人坐在那里弹奏着钢琴,不被打扰。
小瀬村晶のピアノ・アンビエントの大傑作「Polaroid Piano」(2009)の国内盤が三年振りに再発決定!
『ポラロイド写真』をテーマに、ピアノとフィールドレコーディングを用いて、音の響きと質感、そして即時制も重視したという本作は、まさにアーティスト本人の私的なスナップショットのような内容に。
とても穏やかでノスタルジックな質感と夢のように儚く美しいメロディーが心地よい極上のピアノ・アンビエント作品。
20世紀の後半を通し、エドウィン・ランドが発明したのポラロイド写真は、『時を捕らえ』、そしてそれを数秒後に蘇らせる画期的なインスタント写真として、フォトアルバムの中を独占するようになった。ランドの製品は、人々の回りにある世界の記録の仕方に革命をもたらしたのだ。しかし、ポラロイド・カメラは、ただ過去の瞬間をただ物語るだけでなく、その媒体が差し込むソフトフォーカスにより、ぼんやりした記憶で過酷な現実を覆ってしまうような、夢のような写真の質感を表現した。
このポラロイド写真の流儀に従い、小瀬村晶がオーストラリアSomeone Goodレーベルから2009年にリリースしたアルバム「ポラロイド・ピアノ」は、うっすらと靄のかかった映画のような印象を聴く者に与える。非常に牧歌的で美しいピアノ・サウンドと繊細なエレクトロニクス、そしてローレンス・イングリッシュが録音したフィールド・レコーディングを丁寧に織り合わせ、プリペアード・ピアノの手法やモノラル録音で独特のざらついた音の質感を作り出したという本作には、ゲストギタリストにPaniyoloも参加。ほっとするようなノスタルジックな質感と柔らか光に満ち溢れたピアノ・アンビエント作品が誕生した。
国内流通盤用にボーナストラック1曲が加えられた2009年当時の限定プレスは3ヶ月でソールドアウト。その後は1曲少ない輸入盤が流通されていたが、その輸入盤も廃盤に。そしてこの度、国内流通盤としては3年振りとなる待望の再発決定!
<小瀬村 晶 本人によるアルバム解説>
「元々、レーベルオーナーのローレンス・イングリッシュからポラロイド写真を何枚かもらって、「こういう音楽を作らないか?」と言われて始まったアルバムでした。今回の作品は、響きと質感にこだわりたくて、バランスをみながら素材すべてをモノラルで録音し、ピアノの音はアップライトの弦をミュートさせて録っています。その結果、ざらっとしたポラロイドフィルムのような印象が出たかなぁと思います。ちなみにこのアルバムは、1曲目から最後まで(ボートラを除く)、録音した順番の構成になっていて、ピアノ自体の録音は1時間くらいで全部録っています。そういう即興的でざっくりとした生きた音楽を目指しました。