曲自体はX JAPANのアルバムとソロの2ndアルバム『PSYENCE』のためにロサンゼルスに行った頃に作られた(同じ時期に「Junk Story」も作られた)。ただ『PSYENCE』の曲作りの途中でXのレコーディングが始まり置き去りにされてしまう。『PSYENCE』に入らなかったのは、「後に似たタイプの『MISERY』ができたこと」「途中でほっぽかされたこと」「系統で言うと1stの感じを引きずってる曲だから」など諸説あるが、製作者のhideが既に亡き人であり、真相は謎である。
I.N.A曰く、「ボツにする曲はデータを消してしまうが、この2曲はとっておこうということで、他の媒体に保管しておいた。だから、いつかはやろうと思ってて、忘れちゃったというノリなんじゃないか。」とのこと。実際、「ROCKET DIVE」も『PSYENCE』の頃に作っていて、一度ははずされたが後に復活した(この頃は日本語詞ではなく英詞だった)。
音源化の際、「Junk Story」はドラムを生ドラムにしただけだが、「In Motion」は1ランク前のデモ・テープだったうえ、ギターソロが入っていなかったため完全に再レコーディングした。その際この曲を作っていたのが『PSYENCE』の頃だったので、セカンド・ツアーのメンバーでレコーディングした(ドラムがJOE、ベースがCHIROLYN、ギターがPATAとKIYOSHI、キーボードがD.I.E.とI.N.A)。ギターソロはPATAが弾いているが、「前半はツインっぽい感じで、後半はこんな感じでいいんでしょ」といかにもな感じになっている。
PVは、hideが悪漢に攫われた女性を助けに行くというフルCGアニメーションになっており、CGキャラのhideがコミカルな動きで活躍する。
日立 世界・ふしぎ発見!のエンディングテーマに採用された。
2007年現在でhideのシングル作品として発表されたものはこれが最後である。この「In Motion」と「Junk Story」の他に死後発売作品としてはトリビュートアルバムに収録されたX時代のセルフカヴァー『Celebration』とコンピレーションに収録された『MISCAST』の2作品のみである。この4曲以外にhideの死後発売された未発表曲は現時点では存在しない。