女の子ヴォーカルをフィーチャーしたネオ・アコ系、ルーシー・ヴァン・ペルトのセカンド・アルバムです。“素朴でカッコいい胸キュン・ロック”とはチラシの惹句ですが、“ロック”と呼ぶにはあまりに繊細。コンプレッサーの利いたギターのストロークが、ちょっと最近の原田知世を思わせるはかなげなヴォーカルが、めっちゃネオ・アコやで。こんなこと言うのも失礼ですが、コテコテのプロフェッショナルな音楽家じゃないからこそできる音楽の魔法というか、セミ・プロならではの風通しの良さが最大の魅力でしょう。 (杉山達) --- 1998年09月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
女性ヴォーカルをフィーチャーした4人組ポップ・バンド。ギリギリのところで{甘ったるい}にならない{甘い}歌声とサウンド。スウェディッシュな感触もフレンチな匂いも,もろサンデイズな響きも消化したジャパニーズな一枚。ネタとアレンジの勝利。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)