去年遂に活動再開を果たしたDCPRGの意外に初めてのメジャーリリースはリキッドルームのライブを二枚組にて。しかも、インパルス!である。その辺の経緯とかは菊地氏のサイトで克明に書かれているのでそちらを刮目して欲しい。因みに菊地氏曰くこの日のライブは出来が良くなかったらしいが編集しまくって完成度を上げたと本人が暴露していて笑ってしまった。でも以前から編集に重きを置いてるバンドだし出された音には嘘は一切ないから無問題。それどころか、新生DCPRGの凄さにやられっぱなしだ。メンバーの微妙なマイナーチェンジはあれど迫力と偏執狂的なポリリズムは健在。演奏によって生み出されるカオスに頭と身体が蹂躙されて気持ちいいなんて!私はずっと待ち望んでいたんだ、彼らが帰還するのを…そして、世界が彼らを刮目して熱狂することを妄想して止まない。それだけの力は絶対ある。