1976年の作品なので、録音については今の音と比べようも無いのですが、アルバム全体にただようしっとりとした雰囲気の楽曲が多く、シンガーとしてのポテンシャルの高さを窺わせる仕上がりになっています。曲を提供しているのは、作詞では寺尾 聰、松本 隆、竜 真知子、伊藤 アキラ等。作曲陣は、林 哲司、ミッキー吉野、佐藤 健、筒美 京平、樋口 康雄、萩田 光雄といった顔触れです。
バックを支えるミュージシャンも豪華で、村上 秀一(ds)、田中 清司(ds)、岡沢 章(b)、後藤 次利(b)、松木 恒秀(g)、杉本 喜代志(g)、水谷 公生(g)、鈴木 茂(g)、ミッキー吉野(key)、羽田 健太郎(key)、渋井 博(key)、深町 純(key)という顔触れです。1976年にしては洒落たアルバムだと思います。