オーストラリアroom40やスウェーデンhapna等からもリリースし、日本のみならず
ワールドワイドな活躍をするテニスコーツ。その彼らが2009年2月に行ったオー
ストラリア・ツアーの為に制作したのがこのミニアルバムです。埼玉の和光樹林
公園や高麗川といった野外でテニスコーツが演奏し、room40レーベル主宰の
lawrence englishが録音したというライブレコーディング作品で、これまでのテニ
スコーツ作品とはひと味違った内容になっています。トンネルの残響音や鳥の
声、川に石を投げた時の音などの様々な自然の音と、テニスコーツが奏でるギ
ターやキーボードの素朴な音色が織りなす、とても温かなサウンドスケープは、
即興と作曲の間を行き交うようなとてもリラックスした流れの楽曲たち。さやの
ボーカルパートは少ないのですが、まるで自然の中でテニスコーツがエネル
ギーを開放しているかのような、無邪気かつ神秘的なサウンドです。
Essentially live recordings, the playing works around and with the sounds of the recording space - tunnel reverb and passing traffic, rocks tossed into the river. Even with all of that going on and Saya's vocals less to the fore it still feels powerfully Tenniscoats - their wonder and energy let loose in the wild.