アルバムタイトルの「DUNE」とは英語で「砂丘」の意味で、L'Arc〜en〜Cielがインディーズバンドとして大阪を本拠に活動していた時期に唯一リリースされたアルバムである。なお、これ以前にも1992年に一度アルバムのレコーディング自体は行われていたが、録音を終えていた全曲がお蔵入りの憂き目となった。hydeは『DUNE』を「最初は〜『I'm in Pain』とかも入れてもっと攻撃的なアルバムにするつもりだった」と語っているが、作曲を手がけた前ギターのhiro側から「自分の曲は収録しないでほしい」との申し出もあり、このアルバムには収録されなかった。
4月10日に特別仕様ジャケットの初回特装版が通信販売のみでリリース。この初回版は中古で手に入れるのも困難で、一部では現在でも高値で取引されている。4月27日に10曲目の『失われた眺め』が新たに追加された通常版がリリース。この通常版発売後、5月10日付けのオリコンインディーズアルバムチャートで1位を獲得し、L'Arc〜en〜Cielのインディーズでの人気を表す結果となった。
2004年4月21日にはデビュー10周年を記念し、全曲にデジタルリマスタリングを施し、インディーズ時代に限定で発売されたシングルに収録された『Floods of tears』(pero所属時に収録されたテイク)、『夜想花』、このアルバム発売後に発行された音楽専科社の音楽雑誌「SHOXX」のおまけとして付属していたCD「The Monster Of Shock Age」に収録された『予感』のボーナストラック3曲を追加し『10th Anniversary Edition』として再発された。