流祖都山師の本曲への熱い風がこのCDから聴こえてくる、都山流必聴の一枚!
初世中尾都山(1876-1956)は尺八都山流の流祖です。
1896年修業した明暗流を底流に大阪にて尺八指南看板を掲げました。
独自の尺八記譜方法を案出、「青海波」「岩清水」をはじめとする尺八曲を作曲、都山流本曲としました。
1922年東京に進出し、宮城道雄と提携新日本音楽に力を入れました。
1953年芸術院賞受賞。
人間国宝山本邦山、川村泰山 等、現在尺八界主流演奏家が多くいます。
本CDは明治期の初期流祖中尾都山自らの貴重な演奏からの復元、はじめてのCD集です。