恋人派遣サービスを行うBLOSSOM社で、
人気NO.1のおとどけカレシとして働いていた仁。
しかし、顧客であったアナタと本物の恋に落ちた仁は、
それをキッカケにBLOSSOM社を退職したのであった。
その後、仁は教師になる夢を叶えるべく大学に通い始め、
夜は知り合いのBarで働くという生活を送っていた。
もちろん、恋人同士となった二人の日々は、
甘い幸せに満ちあふれている。
――そんなある日、仁の携帯に一本の連絡が入る。
相手は、BLOSSOM社のオーナー桜川だった。
桜川から呼び出しを受けた仁は、とある依頼を受ける。
それは「もう一度おとどけカレシとして働いてほしい」というものだった。
BLOSSOM社が経営難に陥っていることを説明されるものの、
アナタという恋人がいるため、きっぱりと断る仁。
しかし、桜川は「相手はお前の恋人でいい」と言い出して――?