米クリーブランド在住の元Emeraldsのメンバーとしても知られるSteve Hauschildtが、前作『Sequitur』より約3年ぶりとなるニューアルバムをkrankyよりリリース!
前作ではヴォコーダー・ボーカルを取り入れていましたが、本作は『Rapt for Liquid Minister』や『Tragedy & Geometry』などの初期作品に近い方向性となっています。シューレアリズムの風景画、錬金術の象徴、Steveが夢で繰り返し見るビジョンから強く影響を受けたという本作では、Steveのトレードマークであるシンセサイザーと共に、フィールドレコーディングをプロセスしたものや、音声合成、ピアノ、動物のノイズなどを繊細にオーケストレーションし、ロマンチックなメロディーも折りこみながら、壮大で美しいコズミック・ミュージックを展開。これまでのソロ作品の中でも最も完成度が高く、控えめなSteveの自信が垣間見えるような素晴らしい内容です。